【神宮大会】来秋ドラフト戦線「主役候補」に躍り出た創価大・立石正広 打撃好調を維持できた要因
二塁、遊撃にも挑戦
3年秋のシーズンを終えて、来年は進路が決まる大事な最終学年となる。 「ドラフト指名も近づいてくるので、春のシーズンも大切。結果を求め、春のリーグ戦は圧勝して、全国の舞台に戻って来られるようにしたい。これまでと変えることはなく、今までやってきたことを継続し、謙虚に取り組んでいきたい」 立石は大型三塁手としての存在感を示しているが、プレーヤーとしての幅を広げるため、新チームでは二塁、遊撃の練習を重ねていくという。高口ヘッドコーチも「どちらからを、やらせたいと考えています。それが、将来的な、本人のためにもなる」と語る。 今大会で2025年のドラフト戦線の「主役候補」に躍り出た立石。11月30日からは侍ジャパン大学代表候補強化合宿(愛媛・松山)に参加する。今夏に初代表入りしたが、国際大会2大会で打率.190、0打点と苦しんだ。自身の代となり、日の丸をけん引していく覚悟がある。そのバットから、目が離せない。 文=岡本朋祐
週刊ベースボール