関東学院戦に出場した筑波大DF諏訪間幸成

◇ＪＲ東日本カップ２０２４　第９８回関東大学サッカーリーグ戦　１部◇第１節　筑波大３（２―０、１―０）０関東学院大（６日・味の素フィールド西が丘、１７０７人） 点【筑】内野航太郎、福井啓太、諏訪間幸成 　筑波大のＤＦ諏訪間幸成（３年、横浜ＦＭユース）がリーグ開幕・関東学院戦で今季初ゴールを決めた。 　２０２６年にＪ１横浜ＦＭへ加入が内定している諏訪間はセンターバック（CB）で先発。２―０の後半５分、右ＣＫから１８６センチの長身を生かしたヘディングで追加点を挙げた。「今年は本当にセットプレーに力を入れて取り組んでるので、決められてよかった」と喜びをかみしめた。 　ゴール後は両手の中指と薬指を折る独特なポーズでゴールパフォーマンスを魅せた。「愛してるよポーズです！　去年、４年生がやっていたので、それを受け継ぎました」と明かした。 　スタンドで観戦した人気プロレスラーの諏訪魔こと父・幸平さん（４７）と母の声援に見事に応えた。「年に１～２回くらい。今日はたまたま予定が空いてたので見に来てくれました」。試合前日の５日に父から「絶対に決めろよ」とゲキを飛ばされたといい、「目の前で決められてうれしかった」と声を弾ませた。 　Ｕ―２３日本代表ＦＷ内野航太郎（２年、横浜ＦＭユース）が先制点。主将ＤＦ福井啓太（４年、大宮Ｕ―１８）と諏訪間のＣＢコンビの得点でリードを広げた。諏訪間は「無失点にここだわりながら、今年はより得点でチームに貢献したい」。昨季は無得点だったが、開幕戦でいきなりゴールを決め「今季は５点取りたい」と力を込めた。 　◆諏訪間　幸成（すわま・こうせい）２００３年６月６日、神奈川県出身。２０歳。ＦＣ六会湘南台、横浜Ｍジュニアユース（中学生年代）、横浜Ｍユースを経て、２２年に筑波大入学。三笘薫（ブライトン）ら多くのプロ選手を輩出した体育専門学群に在学中。同年にＵ―１９日本代表の一員としてスペイン遠征に参加し、２３年にはＵ―２０アジア杯出場。右利き。１８６センチ、８５キロ。