がん闘病のシュナイダー潤之介さんに届け サガン鳥栖OB高橋義希さんら募金活動
サッカー・サガン鳥栖はこのほど、前立腺がんと診断されたクラブOBでJ3長野パルセイロGKコーチのシュナイダー潤之介さん(47)を支援する募金活動を、鳥栖市の駅前不動産スタジアムで実施した。OBの高橋義希さんや衛藤裕さんらが寄付を呼びかけ、83万2469円が集まった。 シュナイダーさんは2001年に鳥栖に入団し、守護神として06年までチームを支えた。仙台や横浜FCなどを経て15年に現役を引退し、23年から長野のGKコーチを務めている。 募金活動は今季最終戦に合わせて行った。シュナイダーさんから背番号14を引き継いた高橋さんは「プロになって最初にお世話になった先輩の一人」と振り返り、「鳥栖から回復を願う気持ちが伝わってほしい」と話した。 長野パルセイロは「シュナイダー潤之介GKコーチ支援募金口座」を開設しており、今回集まった支援金も入金される。(中村健人)
中村健人