恩師との再会で青春をふり返る…台湾映画『台北アフタースクール』7月公開
第36回東京国際映画祭上映作品『台北アフタースクール』(原題:成功補習班)が7月26日(金)より公開されることが決定。日本版ビジュアルと予告編、監督・キャストコメント動画が解禁された。 【写真】『台北アフタースクール』場面写真 1994年、台北の予備校「成功補習班」に通った3人組、チャン・ジェンハン、チェン・シャン、ワン・シャンハー。イタズラ好きな彼らは、予備校で“成功三剣士”と呼ばれた問題児。卒業後それぞれの人生を送っていた3人は、入院中の恩師、シャオジー先生のお見舞いを機に久しぶりの再会を果たす。先生の言葉をきっかけにかつての予備校へ足を踏み入れると、そこに残された青春に触れ、懐かしい日々が次々と蘇ってくるのだった。 高校3年、大学入試まで残り約1か月。成功補習班に新たな代理講師が着任してくる。それが彼らの人生を大きく変えることになる、シャオジー先生との出会いだった。枠にとらわれない授業で、生徒たちに寄り添い、心を掴むシャオジー先生。自分らしく生きる先生と過ごすうちに、3人それぞれが自分自身と向き合い、本当の自分を見つめ直していく…。 監督のラン・ジェンロンが、自らの恩師であり友人のミッキー・チェンをモデルに描いた本作は、様々な事情を抱えて生きる現在から、輝かしい青春時代を思い出す形で描かれる青春回顧録。青春時代に誰もが悩みを抱えていたであろう恋愛や家族、友情といったテーマについて探求しながらも、高校生らしい悪ふざけや日本文化の影響を感じさせる演出、レスリー・チャンの「Monica」に合わせて踊るシーンなど楽しめる要素も多々あり、見どころ満載の一作となっている。 ラン・ジェンロンは、ドラマ「アウトサイダー~闘魚~」や「僕らのメヌエット」などで、俳優としてよく知られており、監督を務めるのは世界の批評家から高い評価を得た初監督作『ぼくの人魚姫』に続き、今作で2作目となる。 主演を務めるのは、台北映画祭の期待の新星を選ぶ「非常新人(SUPERNOVA)」プロジェクトに選ばれた、ジャン・ファイユン、チウ・イータイ、そして映画『ひとつの太陽』で金馬奨の主演男優賞にノミネートされたウー・ジエンハー。ほかシャーリーズ・ラムやホウ・イエンシーなど、新進気鋭の俳優から実力派俳優まで多彩な俳優陣が集結。 第36回東京国際映画祭ワールドフォーカス部門に出品、台北映画祭2023のクロージング作品としても上映され、注目を集めた。観客の多くが自身の青春時代の記憶とリンクさせながら楽しめると同時に、登場人物らと一緒に、忘れかけていた“大切な何か”を思い出すことができる一作となっている。 【監督・キャストコメント】 ●ラン・ジェンロン監督 こんにちは、ラン・ジェンロンです。『台北アフタースクール』の監督です。 まず、日本の皆さんに心から劇場にお越しいただきたいと思っています。本作をご覧いただけることを心から願っています。 なぜならこの作品は、私が若かった頃の日本の音楽文化から多くの影響を受けているからです。映画の中で「モニカ」という曲も使っています。観客の皆さんの心に響くことを願っています。是非、劇場にお越しください。とにかく、皆さんありがとうございます。ありがとう! ●チャン・ジェンハン役/ジャン・ファイユン 皆さんこんにちは!ジャン・ファイユンです。 本作では、チャン・ジェンハン役を演じました。 『台北アフタースクール』が日本で公開されることをとても嬉しく思います。 この映画は青春に満ちているだけでなく、家族愛や恋愛、そして友情など様々なテーマを探求しています。 皆さんと一緒に、この映画で青春時代の勇気を取り戻せたら嬉しいです。 劇場でお会いしましょう! ●チェン・シャン役/チウ・イータイ こんにちは、チウ・イータイです。『台北アフタースクール』で はチェン・シャン役を演じています。 この映画が日本で公開されることになり、とても嬉しく思っています。 この映画は単なる青春映画ではありません。 様々な側面を探求しています。愛、友情、家族など。 この映画で一緒に青春の勇気を見つけられたら嬉しいです。 映画館でお会いしましょう! ●和尚役/ウー・ジエンハー 皆さんこんにちは、ウー・ジエンハ―です。 『台北アフタースクール』でとても恥ずかしがり屋で内気なキャラクターを演じています。 日本では7月26日から公開されますので、ぜひ劇場で応援して頂けると幸いです。 ●チェン・スー役/シャーリーズ・ラム 皆さん、こんにちは。 私はシャーリーズ・ラムです。 『台北アフタースクール』でチェン・スー役を演じています。 この映画はもうすぐ日本で公開されます。 それでは7/26にお会いしましょう! バイバイ! 『台北アフタースクール』は7月26日(金)よりシネマート新宿ほかにて公開。
シネマカフェ シネマカフェ編集部