輪島の市道、土砂たまる 高さ50センチ、強い雨が原因
8日朝、輪島市河井町の市道に大量の泥水が流れ込み、水が引いた後、路上に最大で高さ約50センチの土砂がたまった。強い雨が付近のグラウンドの土砂を流出させたことが原因とみられる。市が手配した業者が重機を使って除去したが、住民からは困惑する声が上がった。市によると、付近の4軒で床下浸水した。 現場は輪島中から坂を下った場所にある。市によると、同校グラウンドは能登半島地震で地割れが起きて土砂が流出しやすくなっており、大量の泥水の発生につながったという。輪島の降水量は8日午前6~8時に61・5ミリを観測した。 ●七尾線で徐行運転 8日午前8時49分ごろ、かほく市のJR七尾線高松駅の雨量計が規制値に達したため、宇野気―敷浪間の上下線で午後1時38分まで徐行運転を行った。この影響で特急「能登かがり火」2本、普通列車2本が運休し、約160人に影響した。