【速報】「僕がやったらパワハラ」と維新吉村氏 斎藤知事に『辞職』説得 しかし、知事は「続投宣言」 「全ての人事権を持つ知事が懲戒処分を決定づけるのは間違った権限執行」と吉村氏
■全会派「辞職」要求の異例事態も 『続投宣言』 「自分なりの言葉で懸命に伝えてきた」と知事
維新の決断で、全会派から辞職を要求されるという前代未聞の事態となった斎藤知事は、9日午後5時すぎに囲み取材に応じ、自身の進退について「県民の皆様に対して、不安を持っておられる方に対して説明していくことが大きな責務」と語り、続投を宣言しました。 【兵庫県・斎藤元彦知事】「私の考えとしては、維新の会の皆様、本当に3年前の選挙以来、大きなお力を頂いて感謝申し上げたいと思います。その維新の会からの申し出というものは、私自身も大変重く受け止めています」 「これから私としては百条委員会、これまで2回出席させて頂いて、自分なりの考えや認識を伝えさせて頂きました。それで県民の皆様に十分伝わったかというと『まだまだ不十分だ』というご指摘もあろうかと思いますけども、自分としては、これまで前回の百条委員会も含めて、自分なりの言葉で懸命に伝えさせて頂いたというつもりではあります」 「これから百条委員会、そして第三者機関も続きますので、知事として必要な時にはしっかり出席して説明をさせて頂くということで引き続き、県民の皆様、そしてこの問題に関心を抱いたり、不安を持っておられる方に対する説明をしていくということが私の大きな責務かなぁという風に思っています」
■「よく考えてもらいたい。自分に非はなかったのか」と吉村共同代表
また、斎藤知事が「辞職を否定した」ことを受けて、同時間帯に囲み取材に応じていた維新の吉村共同代表は「自分に非はなかったのか、よく考えてほしい」と述べました。 【日本維新の会 吉村洋文共同代表】「斎藤知事におかれては、しっかりとよく考えて頂きたいと思います」 「本当に自分に非はなかったのかどうか。初期の対応、そこに間違えたところはなかったのか。日々の職員とのやり取りはどうだったのか。改革するうえで色んな背景事情というのはあると思います」 「いかなる背景事情があったとしても、やはり斎藤知事自身に非がなかったのかどうかはよく振り返ってもらいたいと思います」 県議会では今月19日までに知事が辞職に応じない場合、「辞職」か「解散」を迫る不信任決議案を提出する動きもあり、今後の動向が注目されます。
関西テレビ