【日本ハム】新庄政権初の貯金「9」山崎福也がパ・トップ6勝&先制V打「最高の気持ちでした」
◆日本生命セ・パ交流戦 阪神0―6日本ハム(30日・甲子園) 日本ハムが敵地・甲子園で阪神に連勝し、交流戦最初のカードで勝ち越した。貯金は新庄政権最多で、19年7月31日以来1765日ぶりの「9」となった。 投打の主役は「6番・投手」で先発した山崎福也。まずはバットからだ。2回1死一塁の第1打席で西勇から四球を選んでガッツポーズすると、両軍無得点で迎えた4回無死一、三塁の第2打席。カウント1ストライクからの2球目、外角高めの141キロ直球を鮮やかに中前に運んだ。野手顔負けの先制適時打でナインに火をつけると、そこから後続も続いて一挙4得点。主導権を握った。 投げても7回102球で被安打3、8奪三振無失点と快投。日大三高3年春にセンバツ準優勝も経験した甲子園で、リーグトップ6勝目をマークした。これで自身6連勝。ヒーローインタビューでは「(甲子園でのプレーで)すごく懐かしい気持ちにもなれましたし、勝ち星を挙げられてホッとしています。アマチュア時代を思い出して、野球を全力でやっているなという最高の気持ちでしたね」とニッコリ。阪神戦での白星はプロ入り後初。11球団目となり、残すは広島のみとなった。
報知新聞社