最終回【ライオンの隠れ家】3分のスピーチに涙腺崩壊「全部吹っ飛んだ」「みっくんの表情…」「兄弟愛」
TBS系連続ドラマ「ライオンの隠れ家」(金曜・後10時)最終回が19日に放送された。 【写真】最終回の放送前に…みっくん&ライオン、感動の2ショット 脚本は徳尾浩司氏と一戸慶乃氏によるオリジナル。ある兄弟が「ライオン」と名乗る謎の男の子(佐藤大空=たすく)に出会い、生活が一変。家族愛や兄弟愛の変化を描いたヒューマンサスペンス。柳楽優弥は、両親を事故で亡くし、自閉スペクトラム症の弟・美路人(坂東龍汰)と2人で暮らす小森洸人を演じる。(以下、ネタバレがあります。ご注意ください) 洸人は同僚・貞本(岡崎体育)の結婚10周年パーティーに、美路人とライオン(佐藤)を連れて行く。パーティーで洸人がスピーチをする展開になった。 洸人は「僕は、自閉症スペクトラム症という障害を持つ弟のことをあまり人に話すことはなくて。聞かれてもなんとなく、言葉を濁してきました。でも、家族への感謝の気持ち、愛する気持ちは言葉にしなければいけないと、貞本家の皆様から教わったので、今日はこの場をお借りして、弟に伝えます」と話し始める。 「美路人、僕はみっくんの優しいところが大好きだし、みっくんの描く絵が大好きです。僕には何の取り柄もなくて。今までみっくんの才能に嫉妬したこともあったけど、今はみっくんのこと、心から尊敬しています。これまで、本当に色々なことがあって、僕一人ではどうにもできないこと、みっくんのおかげで乗り越えることができました。僕にとって弟はこの先もずっとずっと、自慢の家族です。ありがとう」と語った。これを聞いた美路人はうれしそうな表情を浮かべ、会場は大きな拍手に包まれた。 約3分間の洸人のスピーチに、ネットは涙腺崩壊。「温かくてめっちゃいい。お兄ちゃんのスピーチ、みっくんに届いたね。号泣」「ケアする側・される側…みたいなのを飛び越えて、人としてみっくんを尊敬しているひろとの言葉に泣いてしまう」「だめだ、兄弟愛に涙止まらん」「もうなんか、今まで起きてた犯罪めいたこと、全部吹っ飛んだ」「洸人のスピーチ。言葉にすることの大切さ。みっくんの晴れやかな表情。素敵(すてき)だった」と感動していた。
報知新聞社