日本初!ウクライナ伝統工芸品専門店がオープン 戦禍を逃れて長崎大学院で学ぶ女性【長崎市】
ウクライナの文化に直接触れてもらおうと、日本で初めて民族衣装や伝統工芸品などを専門に取り扱う店が長崎市にオープンしました。 長崎市宝町にオープンしたのは「UA.DesignerGallery&Cafe」です。 ウクライナの民族衣装をはじめ、ユネスコの無形民俗文化遺産に登録されている伝統技法「ペトリキウカ塗り」が施された木製の雑貨など約500点を販売しています。 オープンさせたのは、戦禍を逃れ2年前から長崎大学大学院に通っているウクライナ人のアナスタシア=ストラシコさんです。 戦争のニュースばかりが伝えられていますが、ウクライナの魅力に直接触れてほしいと店をオープンさせました。 長崎在住のウクライナ人アナスタシア=ストラシコさん 「戦争でたくさんのロケット落ちた街、綺麗じゃない建物、本当のウクライナは綺麗な国」 店では戦争によって収入が減ってしまったウクライナの職人45人と契約して現地から商品を輸入しています。 アナスタシア=ストラシコさん 「みんな仕事が好き。働きたい、職人はどこに売ったらいいかわからないだからここで販売している」 アナスタシアさんは民俗衣装を輸入して販売するだけでなく、湿度が高い日本の気候に合わせた素材を選んだり、日本人の好み、流行もデザインに取り入れて両国の文化の融合も目指しています。
テレビ長崎