トム・ホーバス監督「足りない部分をよく考えた」男子代表候補16人に絞られ豪州戦へ 西田優大、原修太らが外れる
バスケットボール男子で、世界ランク26位の日本は22日から、札幌市・北海きたえーるで、同5位のオーストラリアと強化試合2連戦を行う。 21日は会場で前日練習を行い、その後取材に応じたトム・ホーバス監督は「この試合は当たり前に勝ちたい。選手を見たい。経験させたい」と語った。 パリ五輪代表12人を決める選考もいよいよ最終局面に突入。前回の合宿参加20人からは16人まで絞り、このオーストラリア戦を迎えた。 昨夏のW杯メンバーだった西田優大(三河)や、原修太(千葉J)、今季琉球でプレーした今村佳太、来季から三河の須田侑太郎のシューター4人が外れる形となった。指揮官は「去年のW杯で足りなかった部分をよく考えた。3ポイントとリバウンドの(数字を)上げたい。W杯はいい結果を出した。すごい大好き(なチーム)だった。ステップアップしないと結果は出せない」。同ポジションに残ったのは米ネブラスカ大を卒業した富永啓生、今季Bリーグで3ポイント成功率1位だった比江島慎(宇都宮)の2人となった。 レイカーズの八村塁、今季グリズリーズでプレーした渡辺雄太の“NBA組”は、6月下旬以降の合流を予定。現在候補に残っているパワーフォワード、センター陣については、「そこまではいろいろ見たい。若い選手見たい。そこも大変」と話した。 ▽豪州戦メンバー 【PG】富樫勇樹(千葉J)、佐々木隆成(三遠)、テーブス海(A東京)、河村勇輝(横浜BC) 【SG】比江島慎(宇都宮)、富永啓生 【SF】馬場雄大、吉井裕鷹、金近廉(千葉J)、ジェイコブス晶(ハワイ大)、 【PF】張本天傑(名古屋D)、井上宗一郎(越谷) 【PF・C】ジョシュ・ホーキンソン(SR渋谷)、 【C】川真田紘也、渡辺飛勇(琉球)、山ノ内勇登(ネバダ大)
報知新聞社