ソン・フンミンを『史上最悪のキャプテン』と…

　記事は、「この地元メディアの態度は、トッテナムというクラブがソン・フンミンを軽視していることに起因しているようだ。そして、クラブと一部メディアのこの態度は、一部のファンに伝わり、ソン・フンミンを『史上最悪のキャプテン』と厳しく批判するに至った」と糾弾している。 「ソン・フンミンがこれまでに積み上げてきた実績と影響力を考えると、このような批判は非常に不当だ。彼はトッテナムのレジェンドとなるほどの安定した活躍をしてきた。しかし、ソン・フンミンに対する敬意はどこにも見当たらない」 　 『スポーツ朝鮮』は「奇妙としか言いようがない。これほど安定した活躍をし、伝説的な影響力を示した選手を見つけるのは難しい。ソン・フンミンはチームのために尽くし、常に健全なイメージでファンサービスに最善を尽くし、チームへの愛情を率直に表現している。それではソン・フンミンを軽蔑し続ける態度の背景には何があるのだろうか？」と続け、こう結論付けている。 「疑われることはただ一つ。ソン・フンミンはアジア人だ。これは『サッカーの本場』を誇りに思う一部の英国人から差別を受けているという以外に説明のつかない現象だ。公にはされていないが、そこに潜む陰湿な無視と蔑視こそがソン・フンミンが直面している人種差別の現実だ」 　自国のスターへの不当な扱いが納得できないようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部