ドジャース・ロバーツ監督、大谷翔平の活躍に脱帽「とても特別なシーズンになる」 13発&13盗塁に
◆米大リーグ ドジャース3―7ダイヤモンドバックス(21日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム) 【写真】「誰?!」大谷翔平、長身金髪美女との2ショット ドジャース・大谷翔平投手(29)が21日(日本時間22日)、本拠地・ダイヤモンドバックス戦に「2番・指名打者」でフル出場し、4打数2安打1打点で、2盗塁を決めるなど、チームは敗れたが気を吐いた。 2点を追う4回先頭の2打席目に、チーム初安打となる左翼への二塁打を放つと、すかさず三盗。相手捕手の悪送球を誘って、一気にホームまで戻った。三塁に滑り込んだ際にはユニホームの左膝部分が破れるほどだった。さらに3点を追う6回1死三塁の3打席目には右前適時打。すかさず今季3度目の1試合2盗塁となる二盗で、失敗なしの今季13個目となる盗塁を成功させた。ここまで13本塁打&13盗塁で、シーズン162試合に換算するとともに「41・3」ペースで、打率も3割5分6厘でトリプルスリー、40―40も視野に入ってきた。 ロバーツ監督は大谷の積極的な走塁を「翔平の野球はアメージングだった。バットと足で試合の流れを変えることをたくさんやってくれた。彼の走塁は適切で、アグレッシブだ。今、うちの打線の多くの打者がすごく調子がいいわけではないので、自分たちでチャンスを作らなければいけない。翔平とムーキー(ベッツ)が積極的に盗塁を仕掛けるのは、ファンを興奮させるだけではなく、攻撃のチャンスを広げている」とたたえた。 今季は1番・ベッツ、3番・フリーマンという好打者に挟まれた2番で出場を続ける大谷。13本塁打、34打点、打率3割5分6厘、13盗塁という驚異的な成績を残し、指揮官は「春にフレディー(フリーマン)の前を打つという話をしたとき、それによって彼(大谷)の自由度が広がるという話をした。スピードを生かせるし、投球のことを今季は気にしなくていいので、好きなだけ攻撃に集中できる。だから本塁打を打ち続け、盗塁をし続けるとても特別なシーズンになるだろう」とさらなる活躍も期待していた。
報知新聞社