【華大どんたく】大成功の秘訣を考察 舞台裏まで気配り光った“総力戦”とこだわった“無配信”
お笑いコンビ・博多華丸・大吉が10日、福岡PayPayドームで『博多華丸・大吉 Presents 華大どんたく』を開催した。地元“福岡”と、芸能生活を支えてくれた全ての人への愛を込め、人脈をフルに生かした大型イベントで、サブタイトルは「愛と人脈の総力戦」。その言葉通り、舞台上はもちろん、舞台裏にいたるまで総力をつくした豪華な光景が広がった。 【写真たくさん】豪華ゲストが続々登場する「華大どんたく」 ■さんま&岡村の“コンビ芸”さく裂 華丸の“岡村おんぶ”に感動広がる 冒頭、会場が暗転すると、観客からは一気に歓声が。華大の「どん」「たく」のかけ声が広がり、手拍子も大きくなる中、盛大なオープニングとなった。アニメーション演出も終わり、2人が登場すると、改めて大歓声。「ありがとうございます!」「すごいねー」「ありがとうございました。焦らしましたね(笑)」と喜びを口にした。華丸が「あんなに大吉さん、スキップ上手じゃない。あれはアニメだから」と呼びかけ、大吉がスキップする一幕も。そんな大吉は「きのうリハーサルしたんですけど、(予定は)9時間半なんですけど、下手したら11時間あります」と笑わせていた。 ネタステージは、かまいたちから幕開け。王貞治氏、赤江珠緒からのメッセージ、そして「華丸のおつまミニッツ」コーナーの後に行われたのが、「ほぼ同期チームVS若手チーム」による大運動会だった。開会宣言について、華大が「ダメ元で頼んだところ、まさか来ていただきました」と切り出すと、開会宣言として明石家さんまがサプライズで姿を現し、まさかのさんまに、会場からもどよめきが起こった。 陣内智則、FUJIWARA・原西孝幸とのかけあいもさえわたり、爆笑をかっさらう中、さんまはいよいよ開会宣言をする体(てい)で「長い1日ですけど、華大頑張っていただいて、博多を盛り上げていただいて」と話し出すも。ナインティナイン・岡村隆史がおもむろにさんまのとなりに移動した。さんまが「それでは、よーいスカート」と言うと、岡村がひらっとスカートをめくり、さんまが「めくれていやーん!」と、見事な“コンビ芸”。前夜に、福岡で食事を行った際に入念な“練習”が行われていたそうだが「駐在さん」コンビによるあうんの呼吸で観客も大きな笑いに包まれた。 翌日には大阪で舞台の初日が控えていたこともあり、笑いだけ取ってさっそうとその場をあとにしたさんま。その余韻も残ったまま、大運動会が開幕となったが、ほぼ同期チームが大活躍。最後の「二人三脚グラウンドリレー」では、足の負傷完治後まもない岡村のため、華丸がおんぶして走る姿は笑いとともに感動を呼び、宮川大輔も囲み取材で「華丸さんが岡村さんを満面の笑みでおんぶして、なんか泣きそうなって。あの2ショット。感動しました」とかみしめるように語っていた。