新札が発行され、旧札だけのタンス預金の使い方に困っています。まとめて銀行に預けたら「税務署」のチェックが入るのでしょうか?
多額のタンス預金を銀行に預けたらどうなる?
タンス預金そのものに違法性はなく、タンス預金を利用して相続税や贈与税の支払いを逃れる行為、いわゆる脱税が違法行為です。勘違いされる方がいますが、タンス預金による相続税などの過少申告は節税ではなく脱税行為であり、さらなる課税を強いられるなどのペナルティがあります。 タンス預金をしていて、その現金を金融機関に入金しても違法性はありません。しかし、多額の現金を一度に入金した場合は、他者からの相続や贈与が疑われるため、税務調査を受ける可能性があります。しかし、「自分で貯めた資産である」ことや「既に相続税などを納めている」証拠を提示できれば問題ないでしょう。
タンス預金を銀行に預けたら、税務調査が入る可能性はある
タンス預金で貯めた資産を銀行に預け入れる行為や、タンス預金そのものは違法行為ではありません。しかし、銀行に入金する金額が多額の場合は贈与や相続が疑われるため、税務署による税務調査を受ける可能性があります。タンス預金を利用した、相続税や贈与税などの脱税行為は違法であるからです。 つまり、銀行に預け入れたこと自体が問われることはありませんが、入金額が大きい場合には税務署のチェックが入る可能性があるかもしれません。 出典 日本銀行 資金循環統計 P35 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部