白河藩主・松平定信登場の大河ドラマ 「べらぼう」活用推進協が発足 福島県白河市、ゆかりの地を全国発信へ
来年1月からのNHK大河ドラマ「べらぼう 蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)」に白河藩主松平定信が登場するのを受けた福島県の白河市大河ドラマ「べらぼう」活用推進協議会は25日、発足した。定信ゆかりの地を全国に発信して観光振興につなげ、老中首座として寛政の改革を担い、地元に徳を残した藩主の顕彰を進める。 設立総会を市内の南湖神社で開き、鈴木和夫市長が「オール白河で臨み、大河というステージで売り込んでいきたい」とあいさつした。会長に鈴木市長、副会長に草野好夫白河観光物産協会理事長、監事に鈴木俊雄白河商工会議所会頭を選んだ。出席者が南湖神社の松平定信公像の前で発信を誓った。 協議会は市や白河観光物産協会など5団体で構成する。地域活性化・プロモーションと定信公顕彰の二つの専門部会を設け、出演者を招いたイベントや大河ドラマ企画展、歴史フォーラムなどを開催する考え。市も盛り上げに向けた事業を展開する。
市はドラマ放映にあわせキャラクター「さだのぶくん」を制作した。市オリジナルメッセージ入りのポスターと、のぼり旗も作った。