県が宿泊税導入の説明会 10~11月に館山・鴨川など10カ所で(千葉県)
県は、宿泊税の導入に関する宿泊事業者向けの説明会を、10~11月に県内10カ所で開催する。安房地域では、館山市と鴨川市で開催予定で、一律で1人1泊150円を徴収するといった県の現在の検討状況を説明するという。 県の素案では、県が取り組む観光振興施策の事業規模を約45億円と想定。県内の延べ宿泊者数約2800万人(昨年)が、1人1泊150円を負担すると、年間約42億円の税収が見込めるという。 南房総市などでは、独自に宿泊税の導入を検討しており、県の素案では市町村分を150円に上乗せして徴収する方式を示している。 説明会は、県内10カ所で開催予定で、宿泊施設の所在地域以外でも参加可能。時間はいずれも午後1時~3時半。ウェブサイトか、申込票に記入し県観光政策課のファクス(043・225・7345)で申し込む。先着順で、申し込みの締め切りは開催日の3日前まで。 問い合わせは、県観光政策課(043・223・3493)へ。 安房地域の会場は次のとおり。 ▽10月28日=夕日海岸昇鶴(館山市) ▽11月11日=鴨川館(鴨川市)