好調の田中佑汰が8強入り 長﨑美柚は複2種目で勝ち残る<卓球・WTTコンテンダーメンドーサ2024>
<卓球・WTTコンテンダーメンドーサ2024 日程:2024年5月27~6月2日 場所:メンドーサ(アルゼンチン)> 【画像】準々決勝進出を決めた好調の田中佑汰 現地時間31日、WTTコンテンダーメンドーサは大会5日目を迎え、男女シングルス2回戦、男女ダブルス準々決勝、混合ダブルス準決勝までが行われた。
田中佑汰は快勝で準々決勝へ
男子シングルスでは日本選手でただ一人参戦している田中佑汰(個人)が2回戦に臨んだ。相手はブラジルのビトル・イシイだったが、試合は田中が主導権を握り、ゲームカウント3-0の快勝を収めた。先々週のWTTフィーダーカッパドキアで優勝、先週のWTTコンテンダーリオデジャネイロで第3位と好調の田中は、その勢いが止まらない。 1日の準々決勝ではトミスラブ・プツァル(クロアチア)と対戦する。
森さくらは大逆転勝利
女子シングルス2回戦で森さくら(日本生命)は世界ランク63位のクリスティーナ・ケルベリ(スウェーデン)と対戦。森は試合序盤、苦戦を強いられ2ゲームを先取される。しかしそこから森が息を吹き返して3ゲーム連取。窮地からの大逆転勝利で準々決勝進出を決めた。 長﨑美柚(木下グループ)は36歳のベテラン、劉馨尹(リュウシンイン・チャイニーズタイペイ)と対戦。WTT2週連続優勝を狙った長﨑だったが、この試合ではベテランの力がまさった。ゲームカウント0-3とストレートでの敗戦となり、第2シードの長﨑にとっては悔しい敗退となった。
長﨑美柚は女子複で準決勝、混合複で決勝へ
女子ダブルス準々決勝では森さくら(日本生命)/長﨑美柚(木下グループ)がIvana MALOBABIC(クロアチア)/ポーリーナ・ベガ(チリ)と対戦。日本ペアが相手を寄せ付けず圧倒し、ゲームカウント3-0で勝利。1日の準決勝進出を決めている。 混合ダブルスでは31日に準々決勝、準決勝が行われた。日本の田中佑汰(個人)/長﨑美柚(木下グループ)はまず準々決勝でアルバーロ・ロブレス/シャオ・マリア(スペイン)をゲームカウント3-1で勝利。第3ゲームでは22-20と、デュースの大接戦をものにしての勝利だった。 続く準決勝ではルボミール・ピシュテイ/バラボラ・バラージョバー(スロバキア)のベテランペアとの対戦だったが、ここでも日本ペアが強さを見せ、ストレート勝利。1日の決勝進出を決めている。