双子姉妹デュオ“ソフトカルト”、資本主義社会と低所得者層に対する重圧を批判する新曲を発表
カナダ発の双子デュオ、ソフトカルト(Softcult)が、ニュー・シングル「Shortest Fuse」を1月30日にリリース。シューゲイザー、グランジ、ライオットガールのスピリットをフュージョンさせたサウンドで、2024年の幕開けを宣言。資本主義社会と、低所得者層に対する重圧を痛烈に批判しています。 ソフトカルトは、元カーレッジ・マイ・ラヴの双子のアン・ホーン姉妹ことメルセデス(she / her)とフェニックス(they / them)からなる2人組。目的意識をもったストーリーの創作に全力を捧げ、若くして豊かなディスコグラフィーを誇ります。 大半の人が口にすることをはばかるであろう問題に声を上げるソフトカルトは、「資本主義は、雇用主が儲けるために、貧困層に借金と貧困という終わりのないルーティーンの中で働かせ、彼らの労働が低賃金となるように設計されていると思われます。資本主義社会の恩恵が平等に分配されることなど、ほぼなく、ごく一部の人が富を増やします。実際の労働価値よりも低い賃金で労働者を働かせることによってのみ利益を得られるという、強欲の概念の上に成り立っています。このような終わりが見えない現実の中に生きていたのでは、資本主義に愛想を尽かさずにいられません。私たちを抑圧するために設計されたシステムに、私たちは加担できません」と、新曲「Shortest Fuse」のインスピレーションについて語っています。 ソフトカルトは、2023年、アメリカ、イギリス、ヨーロッパ、東南アジアから日本までの世界中をツアー。Movements、Mannequin Pussyといったバンドのサポートを務め、SXSWやイギリスで数えられないほど多くの音楽フェスに出演しました。今年2月からは、米ブルックリンのバンド・Superbloomとフェニックスのバンド・Glixenを率いて初のヘッドライン・ツアーをアメリカで行ない、6月からは再びオークランドのバンド・Presentを率いて北米ツアーを開催します。