イタリア相手にハット達成!U-19日本代表FWに対戦国も注目「なんてあいさつだ!」
第50回モーリスレベロトーナメント(旧トゥーロン国際大会)のグループB初戦で、イタリアを相手にハットトリックを達成したU-19日本代表FW塩貝健人(慶応義塾大)。イタリアメディアも大きく注目しているようだ。 日本代表の順位は?FIFAランキング最新版 船越優蔵監督率いるU-19日本代表は4日、グループBの第1戦でU-21イタリア代表と対戦。3-4と敗れたが、年齢の上回る相手に対して善戦を繰り広げると、19歳のFW塩貝が3得点を奪う活躍を見せていた。 そしてイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』は、「シオガイがトリプレッタ(ハットトリック)を決め、我々の守備陣に良い格好をさせなかった」と報道。さらにイタリアのサッカー情報サイト『TUTTOmercatoWEB』は5日、若き逸材を紹介するコーナーにおいて「イタリア相手にトリプレッタ、なんてあいさつ代わりだ!」との見出しで特集。塩貝にスポットライトを当てた。 「シオガイは、モーリスレベロトーナメントで注目を集めた日本人選手だ」と紹介。「シオガイは、より経験がありはるかに有利だったアッズリーニ(U-21イタリア代表)を相手にトリプレッタを記録して、困難に陥れた」と、その活躍ぶりを伝えた。また「彼の市場価格は200万ユーロ(約3.4億円)ほどだが、昨日の偉業の後、きっと多くの者が彼の名前をメモしたことだろう」と綴り、今後の移籍市場を賑わせる可能性を指摘した。 さらに、今年4月に横浜F・マリノスでJリーグデビューも飾った19歳の逸材センターフォワードについて「スピードやドリブル、正確なパス」が特徴であると紹介。身長180センチと体格にも恵まれ「総合すると、大きなポテンシャルを秘めた有望選手だ」と将来に太鼓判を押した。「間違いなく、相手エリア内における素晴らしいゴールへの嗅覚を持っている」と続け、似たタイプの選手としてレスターの元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディを挙げている。