南日本放送

大型で非常に強い台風18号は、10月3日は、暴風域を伴って沖縄地方に接近するおそれがあります。その後、東シナ海に北上し、九州に接近し影響を及ぼす可能性があります。台風本体が離れていても大雨のおそれがあります。10月5日（土）までの雨・風シミュレーションは画像で掲載しています。 【写真を見る】【台風情報】台風18号「大型で非常に強い」台風に　気象庁の予測詳しく　九州・沖縄に影響のおそれ【5日までの雨・風シミュレーション】台風進路予想 気象庁によると、大型で非常に強い台風18号は、30日6時には台湾とフィリピンの間にあるバシー海峡をゆっくりした速さで西北西へ進んでいます。中心気圧は940ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルで、中心から半径150キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。 台風18号は、1日6時には非常に強い台風となり、バシー海峡を中心とする半径80キロの予報円内に達する見込みです。中心気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルが予想されます。 2日3時には南シナ海を北北西にゆっくりと進み、中心気圧は940ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルと予想されます。 3日には台湾に上陸する予想で、北東に時速10キロの速さで進み、中心気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルと予想されます。 4日3時には、沖縄・八重山地方の北の東シナ海に達し、北東に15キロの速さで北東に進む予想です。中心気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルです。 5日3時には東シナ海に進み、中心気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルです。1時間に15キロの速さで北に進む予想です。10月5日（土）までの雨・風シミュレーションは画像で掲載しています。 ■離れていても大雨のおそれ 雨・風シミュレーションでは、3日（木）から5日（土）にかけて九州を中心に雨雲がかかる予想となっています。3日ごろには南西諸島から九州南部、九州北部、中国地方や四国地方まで発達した雨雲がかかる予想です