【速報】ALS嘱託殺人 初公判の“主導”の医師「女性の願いをかなえるためだった」 弁護側は無罪主張
難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性に依頼されて殺害した罪罪などに問われている医師の大久保愉一被告(45)の裁判が始まり、嘱託殺人について大久保被告は「女性の願いをかなえるためだった」と述べ、弁護側は無罪を主張しました。 起訴状によりますと、医師の大久保愉一被告(45)は元医師の山本直樹被告(46)と共謀し2019年、京都市内に住んでいたALS患者の女性(当時51)を、依頼されて殺害した嘱託殺人の罪や、精神障害を抱えていた山本被告の父親(当時77)を何らかの方法で殺害した罪などに問われています。 共犯とされている山本被告は一審で嘱託殺人などの罪で懲役2年6ヶ月、父親に対する殺人の罪で懲役13年の有罪判決を受けています。 大久保被告の裁判は10回に分けて審理が進められ、判決は3月5日に言い渡される予定です。