ラーメンとの相性は?麺を覆い尽くす「とんかつ」と「えび天」 誕生の裏に店主の思い【#メイン料理ラーメン】
基本となるスープは、鶏ガラや豚ゲンコツを煮て作ります。上澄みのみを使うことで、スープが濁らず、昔ながらのあっさりとした味わいになるのだとか。ラードで揚げたロースカツをカットしたら、大きな“のり”にのせて沈まないようにそっと麺の上に。最後にネギやメンマなどをトッピングして、海峡ラーメンのポークカツラーメンが完成! 新井宇輝アナウンサー 「なぜポークカツラーメンを作ることになったのですか?」 店長 前田美紀さん 「45年前に両親が醤油ラーメン1本で店を始めて、それからいろいろ種類を増やしていくようになって、“ボリューム”があって“おもしろい”ものをと考えて作り始めたみたいです」
ポークカツラーメンのとりこになったお客さんも多いといいます。 店長 前田美紀さん 「年齢に関係なく男性が多いですけど、若い人からお年寄りまで注文します。ポークカツラーメンしか食べない常連さんもいますし、初めて食べて2回目も食べてくださるお客さんもいます。ラーメンも食べられるし、とんかつも食べられるボリュームですね。カツの脂がラーメンのスープに流れるので、それもまたおいしくなる秘訣かな」 次に紹介するのは、“和”のメイン料理とラーメンの融合。食べごたえがあって豪華さも感じる一杯です。
住宅街にある老舗で味わう一杯 チャーシューの上に“えび天”が鎮座
続いてやってきたのは、青森市松原です。 新井宇輝アナウンサー 「住宅などが立ち並ぶエリアでご紹介するのが【原食堂】です」 青森市にある【原食堂】は、創業60年。老若男女にファンが多い老舗の大衆食堂です。やさしいだしの香りに包まれた店で腕を振るうのは、2代目店主の葛原竜治さん。 2代目店主 葛原竜治さん 「創業当時からだしに使っている食材はほとんど変わっていないです。メニューは、多少増えたものもありますね」
たくさんあるメニューの中でも人気なのは、ラーメンに天ぷらがのった【天婦羅中華】(870円)だそうです。 新井宇輝アナウンサー 「なぜ、天ぷらをトッピングしようと思ったのですか?」 2代目店主 葛原竜治さん 「父親の代から食堂メニューでしたので、多分、思いつきでちょっと変わったものをやりたかったのではと思っています」 天婦羅中華に使うのは、エビ!下処理を終えたエビを衣にくぐらせ、揚げていきます。
【関連記事】
- ◆残ったタレで…!?本場で修業した店長のジンギスカン専門店“シメ”にビックリ!!青森・弘前市のシン店舗
- ◆見つけたらラッキー!新品種&期待のリンゴ 見た目も味も個性豊かなリンゴ大集合【#進化する青森りんご】
- ◆ズシっと重くてアッツアツか?最初から“シメ”の真っ赤っかか?「#鍋ラーメン」特集
- ◆青森市の人気ラーメン店「(年間)300万円近いコストアップ…」“令和の米騒動”から約2か月… 次はコメの『価格』が高騰… それでもなんとか継続の「ライスの無料提供」
- ◆復活の「中みそ」いよいよ8日~販売開始! 人気過ぎて店名変更・1日800杯の売上…愛され続けるソウルフードの“伝説”の数々「いままでと変わらず、おいしいものを―」