円は対ドルで小幅に上昇、160円40銭台-PCE価格指数が鈍化
(ブルームバーグ): 28日午前のニューヨーク外国為替市場で、円はドルに対し前日比で小幅に上昇。同日朝8時半に発表された米個人消費支出(PCE)価格指数は伸びが鈍化。年内利下げの論拠を補強する格好となり、ドルが若干弱含んだ。
ニューヨーク時間午前10時18分現在は前日比0.2%高の1ドル=160円47銭。一時160円26銭まで買われ、その後160円60銭近くまで上げ幅を縮小する場面もあった。PCE価格指数が総合、コアともに市場予想通りだったことを受け、ドル・円相場の反応は限定的となっている。
PCE統計を受け、市場関係者からは9月利下げの可能性が高まったといった声も聞かれた。
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Akira Matsui