メモリアルデー連休にNY市訪れる観光客は記録的数に、交通に遅れも
(ブルームバーグ): 米ニューヨーク市では27日のメモリアルデー(戦没者追悼記念日)の祝日を含む連休中に記録的な数の旅行者が押し寄せる見通しだ。域内3つの主要空港では交通渋滞と駐車場問題が発生しそうだ。
ニューヨーク・ニュージャージー港湾局の予測では、23日から28日までに640万人が域内の空港、橋、トンネルを利用する見通し。そのうち陸路の利用は3分の2と、前年同期とほぼ同数となる見込み。一方、空路の利用は2023年比で0.2%増加し、最高で220万人に上るという。
港湾局のリック・コットン局長は22日の記者会見で、「記録的な数の旅行者を見込んでいる」と述べ、改修工事のピークを迎えているケネディ国際空港の利用者には時間に余裕を持って旅行するよう呼びかけた。
港湾局は声明で、ケネディ国際空港とニューアーク国際空港、ラガーディア空港の駐車場が「極めて限られる」状況になると予想。国際線の座席数は前年同期比7%増となる見込みで、旅行者は待ち時間が長くなることを考慮し、公共交通機関を利用するか、駐車場を事前予約すべきだとした。
原題:Record NYC Memorial Day Travel Signals Traffic Delays for Region(抜粋)
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Aashna Shah