近畿~東北で「竜巻注意情報」発表中 竜巻などの突風・落雷・局地的な激しい雨に注意
今日20日(土)は、全国的に大気の状態が不安定。特に、気温が上がった午後は、あちらこちらで雨雲や雷雲が発達。局地的に激しい雨や雷雨となっています。14時半現在、近畿~東北の広い範囲に「竜巻注意情報」が発表されています。今夜はじめにかけて、竜巻などの突風・落雷・局地的な激しい雨に警戒が必要です。
近畿~東北「竜巻注意情報」 竜巻などの突風・落雷・激しい雨に注意
今日20日は、湿った空気や気温の上昇により、午後は西日本~北日本の広い範囲で大気の状態が非常に不安定となっています。局地的に雨雲や雷雲が発達しています。 14時20分現在、1時間雨量は水戸市38.0ミリ、福岡県飯塚市で34.0ミリなど激しい雨を観測し、落雷している所があります。また、近畿~東北の広い範囲に「竜巻注意情報」が発表されています。 今夜にかけて、局地的に1時間に30ミリ以上の激しい雨や、落雷、竜巻などの突風に注意が必要です。東京都心でも、ゲリラ雷雨など天気の急変にご注意下さい。
竜巻が発生する前兆
竜巻が発生する前兆は、大きく3つあります。真っ黒な雲がちかづいてきた、ゴロゴロと雷の音が聞こえてきた、急に冷たい風が吹いてきたら、竜巻が発生するおそれがあります。すぐに安全な所へ避難してください。
竜巻が接近して来たら(屋外)
屋外にいる時、竜巻が接近して来たら、以下の4つのことを心がけてください。 ①頑丈な建物の物陰に隠れ、頭と首を守りましょう。 ②避難場所がない場合は、物陰や溝にふせて、だんごむしのポーズで、頭と首を守ってください。 ③物置や車庫、プレハブの中は、建物自体が飛ばされてしまう可能性もあり、危険です。 ④電柱や太い木も、倒壊することがあるため、危険です。近づかないようにしてください。
竜巻が接近して来たら(屋内)
一方、屋内にいる時、竜巻が接近して来たら、以下の3つのことを心がけてください。 ①窓とカーテンを閉めて、窓からなるべく離れましょう。 ②丈夫な机の下に入り、身を小さくして、頭を守る姿勢をとりましょう。 ③家の一階の窓のない部屋(トイレなど)に移動するのも、身を守る方法の一つです。
日本気象協会 本社 日直主任