災害時対応のデジタル化技術を体験 自治体職員が情報共有や発災後の対策に意識高める 大分
大分放送
デジタル化で避難所の運営をスムーズに。災害時の活用を想定した体験会が初めて大分県内の自治体の職員を対象に実施されました。 【写真を見る】災害時対応のデジタル化技術を体験 自治体職員が情報共有や発災後の対策に意識高める 大分 この体験会はICT(情報通信技術)への理解を深めることで、避難所の運営の効率化や環境の改善につなげてもらおうと県が実施しました。会場には避難所の運営に携わる県内の自治体の職員およそ40人が参加して、デジタルシステムを体験しました。 用意されたシステムの中には、QRコードやマイナンバーを使って、避難所の受付を行うことができるものがあり、従来の手書きの方法から時間の効率化が見込まれます。また、他にも各避難所の映像をリアルタイムで確認して、情報共有や発信できるウェブシステムが紹介されました。 (佐伯市の職員)「いろいろな場所から、いろいろな情報がほしいっていうのがある。画面から一括で共有できるのはすごくいいなと思います」 (別府市の職員)「災害関連死とかを防ぐためにも、災害の後の対策も力を入れていかないといけないなと改めて実感した」 体験会では開発企業と自治体の意見交換も行われ、県は参加した自治体からの感想や具体的な要望を集約して、今後の開催にいかしていきたいとしています。
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