デビュー18年目・Hey!Say!JUMP「メチャクチャ仲良い」東京ドームでもあうんの呼吸を披露
Hey!Say!JUMPが29日、東京ドームで4大ドームツアー(4都市10公演)の東京公演初日を迎えた。最新アルバム「H+」に収録された「DARK HERO」や「UMP」など全32曲を披露した。 ステージを覆った白幕が落ち、廃虚の遊園地をモチーフにした洋館のようなセットに8人が登場すると、ドーム全体に大歓声がこだました。山田涼介(31)が「叫べ、飛べ」と言い、中島裕翔(31)も「みんなの声を聞かせてくれ」と重ねると、5万5000人で膨れ上がった観客席の熱はさらに高まった。 デビュー18年目。メンバーが「メチャクチャ仲良い」と声をそろえるように、仲むつまじい姿はライブでも健在。MCをけん引した有岡大貴(33)と知念侑李(31)が笑いを生み出すと、周りのメンバーもツッコミや合いの手などであうんの呼吸を披露。8人ならではの空間を、5万5000人がほほ笑ましく見守った。 本編でも、それぞれの役割は健在。八乙女光(34)と高木雄也(34)は着ぐるみ衣装でキレあるダンスを披露。伊野尾慧(34)は「最後の涙」でピアノを演奏し、薮宏太(34)は伸びやかな声を響かせた。メンバー同士が支え合い、高め合い、それが、18年目のHey!Say!JUMP。 ムービングステージや無線制御型ペンライトなど演出の細部まで突き詰めた山田は「名古屋からツアーが始まり、今日から東京公演も始まって。30日、31日(年越し公演)、1日と、4日間も東京ドームでできるってすごいことですからね? 皆さんのおかげです。また僕たちと一緒にステキな思い出、時間を作りましょう」。温かな言葉に、超満員のファンから万雷の拍手が注がれた。(田中 雄己)
報知新聞社