「クラブを下ろす"きっかけ"がつかめません!」レッスンプロの先生が"ダウンスウィング"の体の使い方を解説
レッスンプロを育成(指導)するレッスンプロの先生が教える「ゴルフの教科書(基本)」。フルスウィングしたときに気持ちよく振れるように「ハーフスウィング」からレッスン中。今回は「ダウンスウィングのきっかけ」を解説する。【レッスンプロの先生とレッスンプロの教科書から学ぶゴルフの基本㉙】
クラブを下ろしていくときの上半身と下半身の動かし方
%%GD%%{black} %% [前回(28回)](https://www.golfdigest-minna.jp/_ct/17730196)%%{ulred}はインパクトの入り口を覚えることがどんなに大切かという説明とそれをマスターするために有効なドリルを紹介していただきました。その中でインパクトの入り口を作る動き(ダウンスウィング)では、まず先に左足に体重を乗せるという説明がありましたが、自分としてはまず左足に体重を乗せるときのやり方というか、きっかけが分かりません。今回はアマチュアなら誰しも知りたい左への体重移動の考え方や方法、もっと大きく言えば、インパクトの入り口から出口にかけての考え方、体の動き、練習方法を知りたいです。
原田 体幹(ボディ)ターンを意識してください。体幹ターンで左足に体重が乗れば腰は自然と回りますよ。 GD よく腰を切るとか、お腹をターゲット方向に向けるとか、右足を蹴るとか、いろいろ左サイドへ体重を乗せる方法の説明が聞かれますが、そうではないのですね? 原田 体幹ターンドリルで左へ体重を乗せていくとき、腰を回そうとか切ろうとする人は多いです。でもね、腰から回したり、切ろうとしたら絶対にいけません。腰から回したら右肩が前へ出てしまいます。スウィングが崩れてしまいます。まず先に左への体重移動を行って、それから腰が回るんです。
腰は回すのではなく、回る
GD 腰は回すのではなく、回るのですね? 原田 そうです。左に体重が乗れば、腰は自然に回ります。だってクラブを振りにいくじゃないですか。振りにいくってことは左に振っていくので、左足に体重が乗ったら腰は自然に回ります。 GD 体重が左足に乗るのと腰が回るのは同時のようなイメージがありますが?