秋季練習を見守る楽天・森岡１軍野手コーチ

　楽天・森岡良介１軍野手コーチが１７日、本拠地・楽天モバイルパーク宮城で始まった秋季練習からチームに合流した。 　１６日に仙台入りしたという森岡コーチはヤクルトのコーチ時代に交流戦で対戦した選手もいる一方でまだ知らない選手も多かったため、「まずはしっかり見させてもらって」と選手の動きをしっかりチェック。ノックを行う場面もあり、「みんな、仲いいっすね。イメージとしては前にいたところ（ヤクルト）とちょっと似ているかな」と合流初日の印象を明かした。 　球団からは「とにかく元気を出してくれ」と言われている。「僕は割と明るく元気を出してやっていくタイプなので、選手に引っ張ってもらってやりたいと思います。元気出してやっていきます」と決意表明。三木肇新監督とはまだあいさつ程度しかしていないというが、「しっかり自分の役割というのを明確にして、その中でサポートできることはしたい」と先を見据えた。 　森岡コーチは高知・明徳義塾高から２００３年にドラフト１位で中日に入団。０９年からはヤクルトでプレーし、１６年限りで現役を退いた。１７年からヤクルトでコーチとなり、２１年と２２年のセ・リーグ連覇や２１年の日本一に貢献。１６日に楽天の１軍野手コーチとなることが球団から発表された。