イチローに憧れる日系美女がメジャーリーグ目指す?!
カナダのウエストコーストリーグのビクトリア・ハーバーキャッツと、女性の左腕ナックルボーラーであるクレア・エクルズさん(19)が契約を交わした。ビクトリア・ハーバーキャッツが発表したもので、米大リーグ公式ホームページによると、父母のどちらかは不明だが、エクルズさん自身が、「私はハーフ・ジャパニーズ」であると明かしている日系美女だ。 プレスリリースによると、ウエストコーストリーグでは初めての女子選手だという。 このリーグは主に大学生が夏休み期間に技を磨く育成リーグで、複数の米メディアによると、大学生たちがプレーする北米リーグでは最もレベルの高いリーグのひとつ。ウエストコーストリーグのホームページによると、同リーグの出身選手には、ヤンキースで4番を打つジャコビー・エルズベリーや、ロイヤルズのローテーション投手であるジェイソン・ハメルズらがいる伝統と実績のあるリーグだ。 エクルズさんはカナダのブリティッシュコロンビア出身の19歳で、現在、ブリティッシュコロンビア大学の2年生。昨年9月に韓国で開催された女子野球ワールドカップでは、カナダ代表として2試合に登板した。8回3分の2を投げ、被安打2、5奪三振(失点は不明)でカナダの準優勝に貢献した。 エクルズさんはブリティッシュコロンビア大学ではソフトボール部に所属しており、ソフトボールでのポジションは外野手だが、野球では不規則に動くナックルボールを武器にピッチャーをしている。メジャーの公式HPの記事によると、「球速は76マイル(約122キロ)前後だが、ハーバーキャッツの首脳陣はエクルズさんのナックルボールに期待し、中継ぎ投手として起用する方針」だという。 エクルズさんの憧れの選手はイチロー。 「イチローはずっと私の好きな選手です。なぜなら、私はハーフ・ジャパニーズでマリナーズの試合を見て育ってきたからです。マリナーズは私の住んでいるところから一番近いチームなのです。彼は、リーグで最も大きく、強い選手ではありませんが、彼の持っている技術の全てをいつも感心して眺めていました。他にはデレク・ジーターや、私自身が左投げなので、ランディ・ジョンソンも好きです」 また武器としているナックルボールについては、「ナックルボールをマスターしたと言うつもりはありません。ナックルボールは、100%マスターできないタイプのもので、予測できない球だと思います。だから素晴らしいのです。最初はいろいろな方法で試していたのですが、最終的には試合で使えるようになりました。うまくいく試合も、そうでない試合もありますが、投げるのはとても楽しいです」と答えた。