人間国宝の伊勢﨑淳さんら岡山の工芸界を長年リードした作家24人が出品/天満屋岡山店で展覧会「工藝に生きる者たち」/10月28日まで【岡山市】
岡山の工芸界を長年リードし、古希を過ぎても今なお制作活動を続けている県在住の作家の作品を集めた展覧会「工藝に生きる者たち」が10月23日、岡山市の天満屋岡山店で始まりました。28日まで開かれます。 日本工芸会中国支部に所属する岡山県在住の70歳を超えた作家24人の作品を展覧するもので、陶芸、染織、漆芸などおよそ90点が並んでいます。 展示の過半数を占めるのは備前焼。人間国宝の伊勢﨑淳さんは、室町時代の穴窯を復元した窯で人体をイメージした花生けを焼き上げました。 展覧会の発案者で漆芸家の塩津容子さんは「花ひらく」と題したハート型の菓子器を出品しています。