（写真：HTB北海道ニュース）

　北海道上空に１０月中旬並みの寒気が入り込んだ影響で２１日朝、道内は広く冷え込みました。旭川では最低気温が８．１度と今季一番の冷え込みとなり、大雪山系黒岳（標高１９８４ｍ）からは初雪の便りが届きました。 　毎年、独自に初雪の観測を発表している黒岳ロープウェイは今朝、黒岳の初雪を発表しました。去年より１３日早い観測だということです。 　ロープウェイを運営するりんゆう観光によりますと、昨夜１１時２０ごろに黒岳山頂付近の山小屋・黒岳石室で、雪がちらついているのが確認されたということです。 また、今朝は山頂付近がうっすらと白くなっている初冠雪を山の麓から確認したということです。２１日朝の黒岳石室付近の気温はマイナス２度でした。 大雪山系では紅葉が進んでいて、黒岳では現在山頂から７合目付近が見ごろだということです。