ディミトロフを倒したコルダが今季初の対トップ10勝利で準々決勝へ「大変な戦いだった」 [ATPロンドン/テニス]
ディミトロフを倒したコルダが今季初の対トップ10勝利で準々決勝へ「大変な戦いだった」 [ATPロンドン/テニス]
ATPツアー公式戦「シンチ選手権」(ATP500/イギリス・ロンドン/6月17~23日/賞金総額241万1390ユーロ/グラスコート)の男子シングルス2回戦で、セバスチャン・コルダ(アメリカ)が第3シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)に6-4 3-6 7-5で競り勝ちベスト8進出を決めた。 ~シンチ選手権で今季初の対トップ10勝利を挙げて8強入りを決めたコルダ選手~ ワンブレークずつでセットを分け合ったあとコルダは第3セット2-0から2-2に追いつかれたが、6-5からもう一度相手のサービスゲームを破って1時間59分で勝利をもぎ取った。 「大変な戦いだった。お互いにサービスがよくてチャンスを待っていたけど、あまり多くこなかった。でも数少ないチャンスがきたときはそれをものにしようとした」とコルダは試合後のオンコートインタビューで語った。 「クイーンズでプレーするのは信じられないほど素晴らしい。お気に入りの大会のひとつだよ」 今季初(キャリア7度目)の対トップ10勝利を挙げたコルダは次のラウンドで、マッテオ・アルナルディ(イタリア)を7-6(0) 7-6(7)で破って勝ち上がった予選勝者のリンキー・ヒジカタ(オーストラリア)と対戦する。 そのほかの試合では第4シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)が元世界ランク3位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)を7-6(5) 6-4で退け、ジョーダン・トンプソン(オーストラリア)は第1セット4-1とリードした時点でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した元世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)が背中のケガを理由に棄権に棄権したため勝利が決まり、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。
テニスマガジン編集部