ライカとのコラボを強化した「Xiaomi 14」シリーズ。日本発売はあるのか!?
2月26日、スペイン・バルセロナで「MWC2024 Barcelona」が開幕しました。毎年この時期に開催される世界最大のモバイル展示会で、これに合わせて多くの新製品や新サービスが発表されます。 【3眼カメラを搭載したXiaomi 14の背面を見る】 今年のMWCでとりわけ注目を集めているスマートフォンは、シャオミのフラッグシップ「Xiaomi 14」シリーズ。ライカと共同開発したカメラを搭載するハイエンドモデルで、カメラのレンズやセンサーも一新されていました。現地で開催された発表会およびMWCの会場でいち早く触れてきたので、筆者のインプレッションを交えて紹介します。
新しいSummiluxレンズを搭載
Xiaomi 14シリーズは、実は中国向けには発表済みで、中国版はXiaomi 14/14 Pro/14 Ultraの3モデル展開となっています。一方、今回発表されたグローバルモデルは14と14 Ultraの2モデルのみ。14がベーシックモデルで、14 Ultraが上位モデルという位置付けです。 Xiaomi 14は、ライカと共同開発したトリプルレンズカメラを搭載。超広角(14mm相当/F値2.2)+メイン(23mm相当/F値1.6)+望遠(75mm相当/F値2.0)という構成で、有効画素数はいずれも約5000万画素。 メインカメラには、ライカの「Summiluxレンズ」を採用。これまでのシャオミとライカのコラボモデルには「Summicronレンズ」が使われていましたが、アップグレードされたと捉えていいでしょう。 イメージセンサーは、シャオミとライカが共同でカスタマイズした「Light Fusion 900」を採用。1/1.31インチという大きさで、ピクセルサイズは1.2μm。4つの画素を結合させて、より明るく撮れる仕組みで、その場合のピクセルサイズは2.4μm相当になります。 Xiaomi 14は、6.36インチの大画面ディスプレイを搭載しつつ、ベゼルが細く、持ちやすいサイズ感に抑えられていることも特徴。プロセッサーは最新かつ最高峰の「Snapdragon 8 Gen 3」なので、サクサクと軽快に操作できることも期待できます。 ヨーロッパでの価格は999ユーロ(12GB+256GB)~となっています。