統計調査員を装った男 浜松市内で不審な訪問 年収や世帯情報を質問
Daiichi-TV(静岡第一テレビ)
浜松市は、全国家計構造調査の調査員をかたる男が、市内の住宅を訪問し世帯情報などを聞き出そうとした不審な事案が発生したと発表し、注意するよう呼び掛けています。 浜松市によりますと、今月21日、調査員をかたる男が浜名区の住宅を訪れ、住人の男性から年収や近隣の世帯情報を聞き出そうとしました。男性はすでに調査を受けていたため不審に思って問いただすと、男は「調査員が交代した」などと説明した後、立ち去ったということです。 男は「モチヅキ」と名乗り、身長170センチぐらいのやせ型で、年齢は30歳から40歳ぐらい、顔写真付きの調査員証のようなものを持っていましたが、市が任命した調査員に同じ人物はいませんでした。 関東を中心に起きている闇バイトを発端とした強盗事件では、事件前に不審な業者の訪問が確認されていて、市の担当者は「不審に感じたら市に問い合わせてほしい」と注意を呼びかけています。