狙うは3大会ぶり5度目のアジア制覇! 史上最強・日本代表に死角なし!!
狙うは優勝だ。史上最強の呼び声高いSAMURAI BLUEが3大会ぶり5度目のアジア制覇を目指す。日本代表は1月14日(日)に『AFC アジアカップ カタール 2023』初陣を迎える。1月1日・国立競技場での『TOYO TIRES CUP 2024』タイ代表戦で5-0の完勝後、メンバーを発表した山本昌邦ナショナルチームダイレクター(NTD)と森保一監督はターゲットは「優勝」だとキッパリ。 【全ての写真】今回選出されたSAMURAI BLUEメンバー 山本NTD「5回目のチャンピオンを目指す挑戦になる。アジアをしっかり突き抜けていく上で大事な大会になると考えている。チームをサポートするのが私の仕事なので、カタールで7試合きっちり戦えるようにしっかり準備を進めたい」 森保監督「『アジアカップ』優勝を目指して今大会に臨む。多くのサポーターのみなさん、テレビやメディアを通して応援してくださる全国の方々と、日本人の誇りと喜びを分かち合いながら、一戦一戦戦って優勝のタイトルを勝ち取れればと思う」 SAMURAI BLUEメンバー26名は以下の通り。 【GK】 1前川黛也(ヴィッセル神戸)1試合0失点 23鈴木彩艶(シントトロイデンVV/ベルギー)4試合0失点 12野澤大志ブランドン(FC東京)0試合0失点 【DF】 3谷口彰悟(アルラヤンSC/カタール)24試合1得点 4板倉滉(ボルシアMG/ドイツ)22試合0得点 24渡辺剛(KAAヘント/ベルギー)2試合0得点 19中山雄太(ハダースフィールド・タウンFC/イングランド)20試合0得点 15町田浩樹(ユニオン・サンジロワーズ/ベルギー)6試合0得点 16毎熊晟矢(セレッソ大阪)4試合0得点 22冨安健洋(アーセナル/イングランド)37試合1得点 21伊藤洋輝(VfBシュツットガルト/ドイツ)13試合1得点 2菅原由勢(AZアルクマール/オランダ)9試合1得点 【MF/FW】 6遠藤航(リバプールFC/イングランド)55試合2得点 14伊東純也(スタッド・ランス/フランス)51試合13得点 18浅野拓磨(VfLボーフム/ドイツ)48試合9得点 8南野拓実(ASモナコ/フランス)52試合18得点 5守田英正(スポルティングCP/ポルトガル)28試合2得点 7三笘薫(ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC/イングランド)18試合7得点 25前田大然(セルティック/スコットランド)13試合3得点 17旗手怜央(セルティック/スコットランド)5試合0得点 10堂安律(SCフライブルク/ドイツ)42試合9得点 9上田綺世(フェイエノールト/オランダ)19試合7得点 13中村敬斗(スタッド・ランス/フランス)5試合5得点 26佐野海舟(鹿島アントラーズ)2試合0得点 20久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)29試合3得点 11細谷真大(柏レイソル)4試合1得点 ※各選手の試合数・得点数(失点数)は国際Aマッチでの数字。 タイ戦で後半のゴールラッシュの口火となる先制点をマークしたMF田中碧をはじめ、MF鎌田大地やFW古橋亨梧など主力と目されたメンバーが招集外となった理由を問われと、森保監督はこのように返答した。 森保「招集できる条件の中でベストということで、このグループを作らせていただいた。詳しくは話せないが、いろいろな状況がある。チーム編成するにあたって、いろいろな条件の中で選んだとご理解していただければと思う。いろいろな条件の中で招集できなかった点もある」 『FIFAワールドカップ カタール2022』メンバーは14名にとどまった点を質問されると。 「今指摘されるまで、『カタールW杯』からそれだけ多くの選手が入れ替わっていることはまったく気付いていなかった。まず日本のサッカーの全体的なレベルで言うと、より多くの選手が高いレベルでプレーし、し烈な競争の中で非常に高いレベルの選手選考ができているということが言えるかなと思う。たくさんの日本人選手が世界で戦えるだけの力をつけてきていることが、入れ替わりの人数に表れている。これだけのいい選手がさらに出てきていると言えると思う。『アジア杯』が1月から2月10日(土)まで行われるが、これがもし3月に大会がある、それ以降に大会がある場合は『W杯』メンバーが戻ってくるかもしれないし、新たなメンバーが入ってくるかもしれない。固定したメンバーではなくて、より高いレベルのメンバー選考になっている」 『W杯』も経験した上での2度目の『アジア杯』となる森保監督にとって、大会へのアプローチ方法は5年前と変わるのか聞かれると、こう答えた。 「前回の『アジア杯』、『カタールW杯』での経験が生かせるところもあると思うし、私自身根幹は変わっていないが、チームマネジメントの部分では変わっているところがあると思う。選手に対しての一試合一試合のアプローチ、まずは我々のコンセプトをより発揮できるようにする落とし込みと、対戦相手の傾向と対策の部分、選手へのアプローチは私だけではなくてコーチングスタッフ含めて全体がクオリティは上がっていると思う。ただし簡単に勝てる相手ではないと思うし、簡単に勝てる大会ではないと思うので、前回も今回も変わらず、これまで通り一戦一戦最善の準備をして、我々の持っているものをぶつけるということは変わらずやっていかないといけないと思っている。変わっていかないといけないところは、前回優勝できなかった悔しさが残っている。と同時に悔しさだけではなくて我々が高い目標を掲げている中、世界で勝つために、アジアでは確実に勝っていかないといけない」 『W杯』と同様にターンオーバー制で臨むのかという問いには? 「ターンオーバーのプランを持って大会に臨みながらも、その都度その都度チーム状況や選手のコンディション等々を判断して決めていきたい。『カタールW杯』の時もプランを持っていたが、事前に用意したプランを状況も考えずに実行したわけではなく、最大11人変えながら戦うというターンオーバーも考えながら人数を絞っていったというところがある。今回もコンディション等々を見ながら決めていきたい」