「ムーミン×ファッツェル」のコラボ缶もおしゃれ!「2024年のクリスマス缶」は粒ぞろい!ギフトにもしたいおすすめを紹介【お菓子缶の世界#27】
2019年の始まった“コロナ禍”の影響はお菓子缶業界にも及び、ここ3~4年は、お菓子缶シーズンの幕開け行事のひとつでもあるクリスマスも、イマイチ活気がありませんでした。しかし今年、“コロナ禍前”の活気が、お菓子缶の世界に戻ってきた気がするのです! そのくらい今年は“優秀なクリスマス缶”が揃っています! 【写真14枚】マニアに刺さった「2024年のクリスマス缶」17アイテムを写真で一気見する。ムーミンのコラボ缶や無印など目白押し!
数年ぶりの登場!? 「ラ トリニテーヌ」のクリスマス缶が還ってきた!
お土産用・ギフト用として作られた、フランスのサブレブランド『ラ トリニテーヌ』の蝶番缶。廃番になったものも含めると、今まで500種類以上ものデザインを展開してきました。多彩なデザインの中、冬季限定のクリスマス缶もあるのですが、毎年輸入されるわけではないのか、日本で見たのは過去1度きり。とてもクラシカルで素敵なデザインだったので、“次”を待っていたのです。しかし何年経っても、“次”が出くることはなく……。 しかし今年、新たなデザインのクリスマス缶が2種類も登場! 昔1度だけ見たクリスマス缶同様、クラシカルな絵を使ったデザインで素敵! こういうクラシカルな絵を用いたクリスマス缶って、すごくヨーロッパ的で好きなんですよね。どちらもクリスマスツリーや雪だるま、雪景色の中、遊ぶ子どもたちが描かれています。 中はフランスの代表的な焼き菓子である、薄焼きガレットと厚焼きパレットが入っています。『ラトリニテーヌ』は、どの缶も素敵なデザインなうえに中身も充実。なのに昔から良心的な価格。だからこそギフト使いとしてもおすすめです。
フィンランド「ファッツェル」のクリスマス・ムーミン缶が今年も登場!
1891年創業、フィンランドの老舗製菓メーカー『ファッツェル』。フィンランドに行けば空港はもちろん、駅やスーパーなどあらゆるところで目にする『ファッツェル』のチョコレートですが、日本ではちょっと聞きなれない名前ですよね。でも“ゲイシャチョコレートを作っているメーカー”だと言えばピンとくる方もいらっしゃるかもしれません。 そんな『ファッツェル』が、ムーミンとコラボした缶が輸入されていて、めちゃくちゃおしゃれなんです! アニメーションではなく、作者であるトーベ・ヤンソンが手がけたアートを使用しているので、かわいいけれど子どもっぽくないのがいい! この約15×20cmのオレンジの缶は、1951年の『ファッツェル』のクリスマス広告用に描かれたアート。クリスマスツリーに見立てた同社のチョコレートやギフトボックスの間に、ムーミンがオーナメントのように点在。物語には出てこないサンタクロースとムーミンが共演する、非常にめずらしいデザインでもあるんです。 こちら、オレンジの缶に比べると大体半分の大きさである約7.5×12cmの缶には、“ムーミンママ”、“ヘムレンおばさんとムーミンパパ”が描かれています。 ムーミンママの方は、1957年にムーミンと『ファッツェル』が初めてコラボしたお菓子のパッケージデザインを復刻。絵本『それからどうなるの?』に登場するシーンにカラーや「Fazer」の文字などを加えたアートを使用しています。 「ヘムレンおばさんとムーミンパパ」の方も、同じく1957年のコラボ時のパッケージデザインを復刻。「ヘムレンおばさん」と小さい頃の「ムーミンパパ」がデザインされています。 3缶とも素敵すぎる……! どれも時が経っても色あせないデザインですよね。あまりの素敵さにコンプリート買いしている人がまわりにいます(笑)。