全日本大学女子駅伝の出場権かけた関西地区の予選会 京産大は6位となり次の選考会にかける!
10月に宮城県仙台市で開催される全日本大学女子駅伝の出場権をかけた関西地区の予選会が行われました。 関西地区に残された1枠の出場権をかけ、熱いたすきリレーが繰り広げられました。 神戸しあわせの村を舞台に、6区間33キロで争われるこの大会では、既に全国大会に出場を決めている立命館大学、大阪学院大学、関西大学を除く上位1校に、全国大会への出場権が与えられます。 21大学で争われたこの大会で、過去、全国大会に27年連続出場しながら、ここ4年間、全国の舞台から遠のいている京産大が1枠という狭き門に挑みました。 一番距離が長い1区を任されたのは、4年生の政田愛梨。 ラストイヤーの政田にとって、駅伝に挑むのはこの大会が最後になります。 【声】京都産業大学 1区 政田愛梨(4年) 「1区で流れをつくるレースをしたかったんですけど、最終的に区間順位が7位となってしまったので、悔しい気持ちでいっぱいです」 1位と1分4秒差の7位でたすきをつなぎます。 今大会、6区間のうち4区間を1、2年生という若い布陣で挑んだ京産大。 2区、2年の今絵里南は順位をひとつあげ、6位でタスキをつなぎます。 エース区間の3区を任されたのは、1年生の黒田奈那。 去年 全国高校女子駅伝で6位入賞をした兵庫県チーム(須磨学園)のアンカーを務めるなど、期待を背負うルーキーです。 順位を2つ下げたものの、1年生ながら粘りの走りを見せます。 続く1年、岡田瀬奈は区間5位と快走し、順位を2つあげます。 5区、2年の永吉悠倭も順位をキープし、アンカー・キャプテンの坂牧紗衣にタスキをつなぎます。 去年、全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝・2023.12)のメンバーにも選ばれたエース・坂牧は、ケガからの復帰レースとなりました。 1か月しか練習ができずに「不安があった」というものの、エースらしい力強い走りを見せます。 しかし、全国大会への1枠を獲得するには2校を追う状況です。 あきらめずに背中を追いましたが、最後まで追いつくことはできず、6位でのフィニッシュとなりました。 【声】京都産業大学 キャプテン 6区 坂牧紗衣(4年) 「夏にみんなで練習つんできて、仙台に行くためにシード校除く1位になれるかなってなれるように頑張って走ってきたので、ちょっと残念な部分はあるんですけど、みんな自分が今できる走りをできたので良かったんじゃないかなと思います」 この大会以外でまだ全国で3校が出場できる可能性が残されています。 最後の望みにかけて京産大のチャレンジは続きます。 【声】京都産業大学 1区 政田愛梨(4年) 「もう一回チャンスがもらえるように次の選考会をがんばりたい」