大火砕流 犠牲者の鎮魂の願いを込めた 島原市出身の画家 雲仙岳災害記念館に「洋画」を寄贈
長崎放送
島原出身の画家が、普賢岳災害の際、派遣された自衛隊員の様子を描いた「洋画」を「雲仙岳災害記念館」に寄贈しました。 【写真を見る】大火砕流 犠牲者の鎮魂の願いを込めた 島原市出身の画家 雲仙岳災害記念館に「洋画」を寄贈 島原市出身の洋画家・松下卓生さんが、およそ1年かけて描いた『災害派遣隊現地入り』は、縦2.3メートル、横1.8メートルの作品で、33年前普賢岳災害の支援活動にあたった自衛官の姿を描いています。 松下卓生さんは、二紀会の会員で、1980年の県展では知事賞と野口彌太郎賞を受賞した洋画家です。松下さんは、今月3日に行われた寄贈式で「大火砕流災害の犠牲者43名の方々に対する鎮魂の願いを込めた」と話していました。 松下卓生さん 「(犠牲者)43名の方に対する鎮魂っていうのがどうしてもございまして。何か伝わってるのかな、届いているのかなと思うと想像するだけでも嬉しくなります」 松下さんが描いた洋画『災害派遣隊現地入り』は、雲仙岳災害記念館の1階に展示されています
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