「お盆芸に抵抗がないのはアルバイトのおかげ」30歳で芸人転向 長い下積みを経験したアキラ100%の過去「有名俳優の運転手も経験し」
── 芸人としては遅いスタートに、焦りなどはありませんでしたか。 アキラ100%さん:たしかに当時は、30歳を過ぎてからお笑いを始める人は少数派でした。むしろ「30歳になったらやめる」と言っている人が多い時代でしたね。でも、焦るよりは「まだ終わりにしたくない。いつか売れてやる」という前向きな気持ちのほうが大きかったです。 ちょうどそのころ、エド・はるみさんがブレイクして、それからは40代、50代の「若手」芸人もめずらしくなくなりましたよね。今は会社員をやりながらお笑いをやっている人や、リタイアしてから始める人もいて、すそ野は広がっていると思います。
PROFILE アキラ100%さん あきら・ひゃくぱーせんと。お笑いタレント。ソニー・ミュージックアーティスツ所属。「お盆芸」でブレイクし、「R-1グランプリ2017」で優勝。本名「大橋彰」の名前で俳優としても活動している。1児の父。 取材・文/林優子 写真提供/アキラ100%
林優子