（写真：群馬テレビ）

５０代以上で発症することが多いというパーキンソン病について理解を深めてもらおうという催しが２７日、群馬県高崎市の専門介護を行う施設で開かれました。 里フェスと名づけられたこの催しは、パーキンソン病について理解を深めてもらおうと県内を中心に老人ホームや介護事業を手掛けるアースケアが開催したものです。会場となった高崎市の「PDビレッジなかお」には、キッチンカーが出店したりヨーヨーすくいなどのアトラクションが用意されました。この施設は今年の４月にリニューアルし、パーキンソン病に特化していて、入居者の症状に合わせた薬の管理やリハビリなどを行っています。パーキンソン病は、５０代以上から発症することが多いと言われ、手足の震えや筋肉の強張りなどの症状があり、徐々に体が動かなくなる難病です。 里フェスでは、施設の入居者らによるダンスの発表会が行われました。ハワイをイメージしたというダンスは、入居者らがリハビリの一環として一カ月以上前から練習してきたもので、家族らが見守る中、楽しみながら体を動かしていました。