医師から指示されてスポーツジムに通っていますが、医療費控除の対象になりますか?
医療費控除を受けるには確定申告が必要
医療費控除を受けるためには、確定申告が必要です。確定申告は、前年の所得を申告し、その所得にもとづいて所得税を納める手続きです。 確定申告書やマイナンバーカード、本人確認書類、銀行口座番号が分かるものなどを用意し、2月16日~3月15日の期間内に申告と所得税の納付を完了させる必要があります。医療費控除を受ける場合は、できるだけ早めに確定申告の準備を整えましょう。
制度を上手に利用して健康増進を!
医師が運動療法処方せんにもとづく運動療法を、厚生労働省が指定した施設で週1回以上の頻度で8週間以上継続した場合、その利用料は医療費控除の対象となります。逆に、これらの条件をすべて満たしていない場合は、スポーツジムの利用料は医療費控除の対象にならないため、注意が必要です。 現在、スポーツジムを利用中の方やこれからご利用を考えている方は、条件を満たすか確認してみてください。該当する方はぜひ、上手に制度を利用して節税しながら健康増進しましょう。 出典 国税庁 No.1122 医療費控除の対象となる医療費 国税庁 No.1120 医療費を支払ったとき(医療費控除) 厚生労働省 健康増進施設認定制度 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部