放送ギリギリの死闘…地獄の金網戦はCMパンクがドリュー・マッキンタイアを血の海に沈める!【週刊プロレス】
6日午前7時(日本時間)よりアメリカ・ジョージア州アトランタ、ステイトファームアリーナにて、WWEプレミアム・ライブ・イベント「バッド・ブラッド」がおこなわれ、第1試合からいきなりCMパンクとドリュー・マッキンタイアが「ヘル・イン・ア・セル」で死闘を繰り広げた。 【写真】真っ赤な衣装で大会ホストを務めた3人の美女プロレスラー
オープニングには大会ホストのWWE女子タッグ王者のビアンカ・ベレア&ジェイド・カーギル、ナオミが登場。「めちゃくちゃ歴史的な夜になる」などと盛り上げて、大会が始まった。 PLE「レッスルマニア40」4・7フィラデルフィアから続く2人の遺恨対決は究極のステージで決着を見る。両者の対決はPLE「サマースラム」8・3クリーブランドでついに実現。それだけでは飽き足らず、PLE「バッシュ・イン・ベルリン」8・31ベルリンでのストラップマッチまで発展し、パンクは勝利とともに愛妻と愛犬の名前入りブレスレットも奪還。2人の遺恨に決着を見せたかに思えた。 だが、RAW9・2デンバーでマッキンタイアがブレスレットを破壊したばかりかパンクを救急車送りに。CMパンクの怒りは沸点に到達し、アダム・ピアーズGMは決着をつけるべくRAW9・16ポートランドでヘル・イン・ア・セル戦をアナウンス。パンクは「血の海確定だ」と物騒な発言でマッキンタイアを挑発していた。 天井まで金網にリングが覆われる中で序盤からCMパンクが額から大流血。中盤からドリューもおびただしい流血を強いられた。互いの得意技であるGTSとクレイモアでも決着がつかない。 あまりにも凄惨な試合となり、ドリューが奈落式ブレーンバスターでテーブルクラッシュ。リング中に鉄階段を持ち込んだが、CMパンクが隙を突いてGTSを敢行。ドリューも鉄階段上でホワイトノイズを放って、アナコンダ・バイスで絞られるも急所攻撃で逆転に成功する。 しかし、クレイモアをよけられて鉄階段に背中を強打してしまうとチェーンが巻かれたヒザでのGTSを食らって沈んだ。直前にCMパンクはドリューが持ち込んだ大量のブレスレット用ビーズを口に含ませていた。 試合後もボロボロのCMパンクだったが、自身の足で引き揚げた。今後はRAW9・2デンバーで宣言していたように、世界ヘビー級王者のグンターに狙いを定めるのか。 CMパンクがテーブルのスタンドにドリューの目を押しつけようとする場面では、清野茂樹アナウンサーが「こんなの放送できませんよ。とんでもない衝撃映像が流れるところでした」と実況していた。WWE「バッド・ブラッド」では、ローマン・レインズ&コーディ・ローデスvsソロ・シコア&ジェイコブ・ファトゥや女子タイトルマッチ2試合、因縁のフィン・ベイラーvsダミアン・プリーストが組まれている。 大会の模様はインターネットTV「ABEMA」にて日本語実況解説つきで無料生中継中だ。
週刊プロレス編集部