【ため息】4か月連続で卵の値上がり続く クリスマスに向け悩むケーキ店 養鶏場では猛暑が追い打ち「月見フェア」も影響か 福岡
■野上養鶏場・藤井豪社長 「(ニワトリが)エサを食べきれていない。暑いと水分ばっかりとって食べ物を食べられなくなる。動物も一緒でニワトリもエサを食べられないので、卵も小ぶりで産卵率が落ちる。」 こちらの養鶏場では通常、ブランドタマゴ「味宝卵(みほうらん)」を一日6万5000個ほど出荷していますが、厳しい暑さが続いたことし7月以降、一日の出荷量は1万個以上減っているといいます。
福岡市東区のスーパーを訪ねました。 ■阿部まみアナウンサー 「こちらのスーパーでは卵の価格が今月に入って徐々に上がってきているといいます。今は安売りで1パックM玉で200円を切っていますが、普段は200円を超えているそうです。」 取材した23日は卵の特売を行っていましたが、普段はMサイズの1パックは例年より50円ほど高い状況です。
■エムズ美和台店・久松浩一店長 「外食の方で、月見フェアとかよく卵を使うようになってきていまして、卵は少し品薄になってきている。」 ■買い物客 「(卵は毎日)使います。お弁当作っているので。200円切るとありがたいですが。」 「いっぱいは買えないので、なるべく安い時にこまめに買うようにしています。」 “物価の優等生”と言われてきた卵。これからの季節は鳥インフルエンザの影響も懸念され、今後、価格が落ち着くかどうかは不透明な状況です。