福本莉子、映画『室井慎次』に事件の鍵を握る少女役で出演へ 筧利夫が登場する新予告も
“踊るプロジェクト”映画最新作として2部作で公開される『室井慎次 敗れざる者』(10月11日公開)、『室井慎次 生き続ける者』(11月15日公開)の新キャストとして、福本莉子、筧利夫ら13名の出演が発表され、あわせてティザービジュアルと新予告が公開された。 【写真】『室井慎二 敗れざる者』で事件の鍵を握る謎の少女・日向杏を演じる福本莉子 本作は、1997年の連続ドラマ開始以来、警察内部の縦割り社会や上下関係、人間模様を描き、社会現象を巻き起こし、映画も制作された『踊る』シリーズの最新作。柳葉敏郎が演じた本庁のキャリア・室井慎次を主人公とし、プロデュースに亀山千広、脚本に君塚良一、監督に本広克行と、シリーズを手がけてきた制作陣が再集結した。 新たに出演が発表された福本が演じるのは、東北の山奥で暮らしていた室井の前に突如現れた謎の少女・日向杏。彼女の来訪をきっかけに室井のまわりでは事件が起きはじめる。筧が演じるのは、『踊る』シリーズでもお馴染みの新城賢太郎。新城は、警視庁のキャリア組としてかつて室井とライバル関係にあったが、共に数々の捜査を乗り越え、次第に室井のよき理解者となった盟友である。 公開された予告編は、「あの男との約束を果たせなかった」という室井(柳葉敏郎)の独白から始まる。これまで現場の捜査員のために粉骨し、警察の組織改革に挑むなど、波乱に満ちた警察人生を歩んできた室井。だが、27年前の“青島との約束”を果たせなかったことを悔やみ、警察を辞めて故郷に帰っていた。そこには、「事件の被害者家族・加害者家族を支援したい」という想いで、少年たちと一緒に穏やかに暮らしている室井の姿が。そんな中、室井の前に謎の少女・日向杏(福本莉子)が現れる。そして彼女の来訪とともに、他殺と思われる死体が発見。しかもその後、杏が猟奇殺人犯・日向真奈美(小泉今日子)の娘だという衝撃の事実が判明する。室井のまわりで怪しい行動や不気味な笑顔を浮かべる杏。穏やかな暮らしを求めた室井のまわりに、再び、事件の影が迫りくる。予告編は捜査にやってきた新城(筧利夫)の「とんでもない死体を見つけましたね、室井さん」というセリフで締めくくられる。 あわせて公開されたポスタービジュアルは、室井の“眉間のシワ”がフォーカスされている。また、チラシの裏面には、今回初めて明かされる「室井の履歴書」も。警察庁に入庁以来、室井がどのような歩みで現在に至るのかが確認できる。 さらに、7月26日より全国の映画館に顔出しパネル=“室井の眉間スタンディ”が3体セット登場。室井の顔は切り抜かれ、眉間が残っているパネルには「現場の君たちを信じる。」「責任をとる。それが私の仕事だ。」「組織の中で生きる人間こそ、信念が必要だ。」という、正義を信じ、組織の中で戦い続けてきた男、室井の数々の名言が書かれている。 なお、福本、筧のほか、矢本悠馬、生駒里奈、丹生明里(日向坂46)、佐々木希、西村直人、赤ペン瀧川、升毅、飯島直子、小沢仁志、木場勝己、稲森いずみ、いしだあゆみが出演する。
リアルサウンド編集部