パク・ソンフン、初の来日ファンミで涙「この時間を胸に刻み、今後も演技活動を頑張っていきたい」
「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」や「涙の女王」などで強烈な印象を残して人気を集める俳優、パク・ソンフンがファンミーティング「Park Sung Hoon Japan Fanmeeting 2024 <Fall in>」を開催した。9月15日に東京・かつしかシンフォニーヒルズで行われた初の来日公演の模様をレポートする。 【写真を見る】「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」や「涙の女王」で人気を集めたパク・ソンフン(右) オープニングではパク・ソンフンが安全地帯の名曲「メロディー」を歌いながら登場。日本について尋ねられると「日本が好きで十数回は来たことがあります」と話し、「日本の食べ物は全部好きですが、特に麺類が好きで、ラーメンと、そばと、うどんが好きですね」とグルメな一面を見せた。 出演作を振り返るコーナーで「ザ・グローリー」での特徴的な髪型について聞かれた彼は、「これは100%僕のアイディアでした。襟足が長いほうが悪い雰囲気が出ると思って」と回答。「この作品で認知度が相当上がったなと実感したんですが、役のイメージのせいか遠巻きに『ジェジュンだ』と言われることが多かったです」と話して笑いを誘った。 爆発的にヒットした「涙の女王」のパートでは、「共演者の皆さんとはグループトークがあって今も連絡を取り合っていますが、僕が韓国で先日やった舞台公演は見に来てくれませんでしたね」と茶目っ気を交えて話す場面も。今後やってみたい役を尋ねられた彼が「一見ツンデレだけど実は天然というようなキャラクターでラブコメをやってみたいです」と答えると、客席からは拍手がわき起こった。 続いては、パク・ソンフンが「涙の女王」で演じたウンソン役としてインタビューに答えるコーナー。冷たい表情でソファに身を預けた彼は「何見てんだよ」「どうしろって言うんだ」とウンソンらしい無愛想な受け答えをしながらも、時折耐えきれず必死に笑いをこらえる姿を見せて会場を笑いに包む。 ファンからの質問に答えるコーナーではパク・ソンフンが自ら客席の間を歩いてファンと交流し、2階席にも向かって様々な質問に答え、バラの花を贈る場面も。その後も彼はゲームコーナーで即興の演技や絵を披露しながらファンとの触れ合いを楽しんだ。 そして終盤では、サプライズでファンからのビデオメッセージを放映。パク・ソンフンは映像越しのファンたちに手を振り、ハートを送り、一つひとつを胸に刻むかのようにメッセージを見つめる。映像が終わり、客席を埋めたファンたちが「ソンフン、サランヘー!」と叫ぶと、感極まった彼の目からは一筋の涙が。 さらに公演のラストでパク・ソンフンがYBの「白ひげ鯨」を歌うステージでも、客席の全員がスマホのフラッシュライトを照らすサプライズを実施。星空のように輝く光の波に声をつまらせた彼は涙ながらに歌い上げながら「こんなに大勢の人が来るとは思っていませんでしたが、たくさんの人が来てくださり応援してくださって、幸せで胸がいっぱいになりました。この時間を胸に刻み、今後も演技活動を頑張って皆さんに素敵な姿を見せていきたいと思います」と感謝の思いを伝え、ファンの温かな愛に包まれたステージを後にした。 取材・文=元永真
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