天皇皇后両陛下 チャールズ国王夫妻主催の晩さん会に国賓として出席し“未来願うスピーチ”【Nスタ解説】
イギリス王室のインスタグラムでは「イギリス王室と日本の関係は、400年以上前に徳川家康とジェームス1世が友好の手紙と贈り物を交わしたことにさかのぼる」といった内容がアップされています。 牧嶋 解説委員: さらに晩さん会の準備をしている動画もアップされています。今回の晩さん会はエビや、ヒラメのムニエルといった魚料理だったそうです。イギリスといえばローストビーフが有名なのですが、天皇皇后両陛下のご希望なのでしょうか。イギリス側が配慮をされたのだと思います。 イギリス王室は以前からインスタグラムを利用されているのですが、チャールズ国王が天皇陛下に話しかけている様子など、王室に入らなければ撮影できないような貴重な映像をたくさんアップしていますね。 熊崎キャスター: 晩餐会での天皇陛下のスピーチの内容です。 「今回のイギリス訪問を通じて、両国の友好親善関係が、次代を担う若者や子どもたちに着実に引き継がれ、一層進化していく一助となれば幸いです」 牧嶋 解説委員: 今回、非常に印象的だったのはチャールズ国王が大変嬉しそうに、楽しそうにもてなしていたことです。天皇陛下にずっと話しかけていて、お二人でニコニコ笑っていました。 お二人は天皇陛下が、オックスフォードにご留学されているころ、釣りに行かれたそうです。「胴長を着て冷たい水に入ったのに全然釣れなかった」というエピソードなどがあり、まるで年の離れたご兄弟のようですね。お互いのお立場を理解されていらっしゃるので、心が通じ合える関係なのではないでしょうか。 ========== <プロフィール> 牧嶋博子 TBS報道局解説委員 2015年から宮内庁担当記者として両陛下をはじめとする皇室を取材
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