88歳の男に対し懲役6年を求刑 空き家に忍び込みウイスキー盗んだなどとされる高齢者2人の裁判 江別市
HTB北海道ニュース
北海道・江別市の空き家に忍び込みウイスキーを盗んだなどとされる高齢者2人の裁判が11日に結審し、検察側は再犯の可能性が高いとして88歳の男に対し懲役6年を求刑しました。 起訴状などによりますと住所不定・無職の海野秀男被告(88)と札幌市白石区の松田秀美被告(71)は今年5月、江別市内の空き家に忍び込みウイスキー3本などおよそ1万円相当を盗んだ罪などに問われています。 11日に開かれた裁判で検察側は「被告人らが金欲しさから留守宅に侵入して金品を盗んでいたもので、利欲的な動機に酌量の余地はない」、「窃盗に対する常習性は顕著であり規範意識も欠如しており再犯の可能性は高い」と指摘し海野被告に懲役6年、松田被告に懲役4年を求刑しました。 裁判は11日に結審し今月26日に判決が言い渡されます。
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