「作り笑いはすぐ分かる」【女優・前田美波里さん75歳】の笑顔の秘密|美ST
1964年に舞台デビュー以降、数々の作品で活躍される前田美波里さん。いつまでも美しく笑顔が素敵な前田さんに元気の原動力について伺いました。
毎日の運動が笑顔の原動力になっています
■お話を伺ったのは……女優・前田美波里さん 《Profile》 1948年生まれ神奈川県出身。’64年に舞台デビュー。18歳で資生堂「太陽に愛されよう」シリーズで広告モデルに起用され一世を風靡。『Endless SHOCK』『ピピン』など数々のミュージカルに出演。 幼い頃から体を動かすことが大好きで、それは大人になってからもずっと変わらず、今でもほぼ毎日、近所のジムに通いスイミングとエクササイズをしています。子供の頃はバレリーナになることが夢だったので、バレエに夢中。スカウトされ芸能の世界に入り舞台女優になってからも、70歳になるまでバレエを続けていました。でも、2年前に水泳に出合ってからはその魅力にはまり、ほぼ毎日近所のジムで泳ぐように。毎朝7時半に起床し栄養満点の朝食を食べたあと、録画したNHKの朝ドラを見ながらバレエのエクササイズやエゴスキュー体操をすることが日課。筋肉をほぐしてからジムで運動すると、体がしなやかになって動きやすくなるんです。 40年前から通っているジムは徒歩5分。メニューが豊富で通いやすいので、仕事がない時は一日中、ジムで何かしらのクラスを取っています。舞台に立つ人間として最高のパフォーマンスをするために、体をしっかり鍛えることが大切ですし、何より健康でいることが大事。ハードメニューがある月、火、土はジムに行きたいので、あえてこの3日間はできるだけ仕事を入れないようマネージャーに頼んでいます。もちろん、都合がつかない時は仕事を優先しますが、次にジムに行った時は休んだ分、頑張ってしまいますね(笑)。 たまに調子が悪くてジムに行けない時は、行きつけの美容院に行ったあと帰りは自宅まで散歩します。約1時間、景色を見ながら散歩するとリフレッシュできますし、途中のカフェでお茶するのも楽しい時間。小さい頃から体を鍛えているからか寝込むことがほとんどなく、風邪気味な時も少し横になれば3時間後には回復するほど体が強いんです。コロナ禍で外出することができなかった時期は、家の中を掃除したりして体がなまらないようにしていました。じっとしていることが嫌いで、動いていたい性分なんですよ(笑)