バカリズム“森野”が、染谷将太“慧”を犯人と疑う「黒羽慧を容疑者として追っている」<イップス>
篠原涼子とバカリズムがW主演を務めるドラマ「イップス」(毎週金曜夜9:00-9:58、フジテレビ系)の最終話が、6月21日(金)に放送される。 【動画】染谷将太“慧”が容疑者…?「イップス」最終話予告映像 ■絶不調バディが事件を解決していくミステリーコメディー “イップス”とは、心の葛藤が筋肉や神経細胞、脳細胞にまで影響を及ぼし、「できていたことができなくなってしまう」心理的症状のこと。 本作は、小説を“書けなくなってしまった”おしゃべりなベストセラーミステリー作家・黒羽ミコ(篠原)と、事件を“解けなくなった”自己評価高めのエリート刑事・森野徹(バカリズム)という互いにイップスを抱えた2人が、事件を解決していくミステリーコメディー。絶不調なバディがお互いを補い合い、小気味よい会話劇を繰り広げながらコミカルタッチに犯人を追い詰めていく。 そして、今作でバディを組む篠原とバカリズムは、映画「ウェディング・ハイ」(2022年)で脚本家と主演としてクレジット共演していたが、演者同士としての共演は初。そんな2人が、イップスを抱えてもがきながら、時には助け合いながら謎を解き明かしていく。 ■「イップス」最終話あらすじ 最終話は―― 両親の墓参りに訪れたミコ。すると、お墓には母親が大好きだった『締美屋』の大福が供えられていた。 同じころ、事務員・久保碧(祷キララ)が自宅アパートで死亡しているのが発見される。ジャーナリスト・新正誠(野村周平)が撮っていた写真に黒羽慧(染谷将太)と碧が接触する姿が映っており、胸騒ぎを感じた森野徹は碧の自宅に急行していたが、到着前に胸に十字架が刺さった状態で殺されていた。 遺体の上には犯行声明文があり、そこには「8年前湯上幸を殺したのは私だ。もう諦めたのか?」と記されていた。久保碧という名は、ミコが書いた小説『歪な十字架』の中で、湯上幸の次に殺害される登場人物と同姓同名。犯行の手口から8年前と同一犯で間違いがなさそうだが、湯上が殺された時にはこんな声明文はなかった、と不審を抱く森野。 そんな森野の横で、後輩刑事の樋口一之(矢本悠馬)は、「犯人は8年前の犯行時に自分ではなく異口治(モロ師岡)が犯人として逮捕されたことで悔しくなり、アピールしたくなったのではないか」と推察する。 森野は以前から情報を知りすぎていた慧のことを疑っていた。ミコに連絡を取り、慧の居場所を尋ねると「今夜慧を食事に誘ったから会うかもしれない」と教えられ、森野たちはミコの実家へと急ぐ。そこで森野たちは、碧が殺されたこと、彼女の胸にも十字架が刺さっていたこと、そして今朝、碧から慧に「今からすぐ会えませんか?」というメッセージが送られていたことを伝える。 さらに森野はミコに「黒羽慧を容疑者として追っている」と明かす。当然ながら慧をかばうミコだったが、森野・樋口と話している最中に家の中で何かを見つけてしまう。 ――という物語が描かれる。 ■「2人のかけ合いも見納めか…」と反響続々 公式ホームページなどで公開されている予告動画は、“ミコと森野がイップスになった原因=歪な十字架模倣事件”というテロップと、森野が「誤認逮捕の可能性がありながら、私は何もできなかった。あの日以来、私はイップスになったんです。ミコさんもあの事件がきっかけでイップスになったんじゃないですか?」と話す場面からスタート。 また、解決に向け動き出した最中に第二の模倣事件が起こり、現在容疑者として逮捕されている人の冤罪が確定する可能性も浮上。そして森野は「黒羽慧さんが8年前のあの事件にも関わっているのではないかと思っています。」とミコの弟を容疑者として追う。 そんな森野にミコは「慧がそんなことするわけないでしょ!」と言い返す。 最終話放送を前に、SNS上では「いよいよ最終回!」「2人のかけ合いも見納めか…」「慧くんどうなるの…」「着地点気になる!」などの声が上がり、話題となっている。